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定期検診のすすめ

多くの眼疾患は自覚症状なく進行します。定期的な検診で早期発見・早期治療につなげ、長く目の健康を守っていきましょう。

定期検診のメリット

「見える」ことは当たり前ではありません。定期検診により、大切な視力を守ることができます。

早期発見・早期治療

自覚症状がない段階で病気を発見でき、治療の選択肢が広がります。視力を守るために最も重要です。

進行の予防

定期的な観察により、病気の進行を抑制し、適切なタイミングで治療を開始できます。

生活の質の維持

良好な視力を保つことで、車の運転、読書、スポーツなど、日常生活の質を維持できます。

治療や費用の負担の軽減

病気が進行してから必要になる治療や費用の負担を減らすためにも、早期発見・早期治療が大切です。

こんな方は特に検診が必要です

既往歴・体質

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 高度近視
  • 家族に緑内障の方がいる

生活習慣

  • 喫煙習慣
  • パソコン作業が多い
  • 紫外線を浴びる機会が多い
  • ストレスが多い

症状

  • 視力低下を感じる
  • 目の疲れが取れない
  • 飛蚊症がある
  • 光がまぶしい

上記に該当する方は、通常より頻繁な検診をおすすめします。詳しくは医師にご相談ください。

年代別の検診の目安

20〜30代
2〜3年に1回

基礎的な眼の状態を把握し、近視・遠視・乱視の変化をチェック

主な検査項目:視力検査・眼圧測定・眼底検査

40代
1〜2年に1回

緑内障、老眼の始まりなど、加齢による変化が始まる年代

主な検査項目:視力検査・眼圧測定・眼底検査・視野検査(必要時)

50代
年1回

白内障、加齢黄斑変性などのリスクが高まる年代

主な検査項目:視力検査・眼圧測定・眼底検査・OCT検査(必要時)・視野検査(必要時)

60代以上
年1〜2回

様々な眼疾患のリスクが高く、定期的な経過観察が重要

主な検査項目:視力検査・眼圧測定・眼底検査・OCT検査(必要時)・視野検査(必要時)・白内障検査

検診で行う主な検査

それぞれの検査で、以下のような疾患を発見できます。

視力検査

裸眼視力と矯正視力を測定し、屈折異常の有無を確認

検出可能な疾患
近視・遠視・乱視

眼圧検査

眼球内の圧力を測定し、緑内障のリスクを評価

検出可能な疾患
緑内障

眼底検査

網膜や視神経の状態を観察し、様々な疾患を発見

検出可能な疾患
緑内障・糖尿病網膜症・加齢黄斑変性・網膜剥離

OCT検査

網膜の断層画像を撮影し、眼底検査で分かった状態をより詳しく把握

検出可能な疾患
加齢黄斑変性・緑内障・糖尿病網膜症・黄斑前膜

視野検査

見える範囲を測定し、視野の欠損や異常を発見

検出可能な疾患
緑内障・脳梗塞

細隙灯顕微鏡検査

角膜、水晶体、前房などの前眼部を詳細に観察

検出可能な疾患
白内障・角膜疾患・ドライアイ

定期検診に関するよくある質問

Q.

症状がなくても検診は必要ですか?

A.

はい、必要です。緑内障や糖尿病網膜症など、多くの眼疾患は初期に自覚症状がありません。症状が出た時には既に進行していることが多いため、定期的な検診が重要です。

Q.

検診にかかる時間はどのくらいですか?

A.

基本的な検診は30〜90分程度です。散瞳検査が必要な場合は、瞳孔が元に戻るまで5〜6時間かかるため、お車での来院は控えてください。

Q.

検診の費用はどのくらいですか?

A.

保険適用で3割負担の場合、2,000〜3,000円程度です。特殊な検査が必要な場合は追加費用がかかることがあります。

Q.

どのくらいの頻度で受けるべきですか?

A.

年齢や既往歴により異なりますが、40歳を過ぎたら年1回の検診をおすすめします。糖尿病などのリスクがある方は、より頻繁な検診が必要です。

Q.

人間ドックの眼底検査だけでは不十分ですか?

A.

人間ドックの簡易検査では発見できない疾患も多くあります。眼科での詳しい検査により、より正確な診断が可能です。

定期検診のご相談・ご予約

症状が出てからでは遅い場合があります。定期的な検診で、生涯にわたる良好な視力を保ちましょう。