霰粒腫のしこりが長く残っている場合
脂の詰まりでできたしこり(霰粒腫)は、点眼や温罨法で小さくなることもありますが、大きなしこりが残る場合は切開して摘出します。
点眼で治りにくい霰粒腫のしこりを、外来で切開・摘出します。
「ものもらい」には、まつげの根元などの細菌感染で起こる麦粒腫と、まぶたの脂の分泌腺(マイボーム腺)が詰まってしこりができる霰粒腫の2種類があります。
多くは点眼薬・軟膏などで改善しますが、霰粒腫のしこりが残った場合や、麦粒腫で膿がたまった場合には、診察で切開による処置を検討します。霰粒腫ではしこりを取り除き、麦粒腫では膿を出します。
入院は不要で、外来の処置として受けていただけます
切開自体は5〜15分程度。局所麻酔で行います
切開・摘出はいずれも健康保険が適用されます
ものもらいの治療は、点眼薬・軟膏と、まぶたを温めるケア(温罨法)が基本です。次のような場合には、切開による処置を検討します。
脂の詰まりでできたしこり(霰粒腫)は、点眼や温罨法で小さくなることもありますが、大きなしこりが残る場合は切開して摘出します。
まぶたの膨らみが目立つ、ゴロゴロする、視界に影響するなどの場合は、早めの摘出を検討します。
細菌感染によるものもらい(麦粒腫)で膿点ができた場合、切開して膿を出すことで治りが早くなります。
繰り返す霰粒腫は、しこりの摘出とあわせて、まぶたの縁のケアや生活習慣の見直しを行います。
切開・摘出は外来の処置として行います。局所麻酔を使用し、切開自体は5〜15分程度で終了します。
初回のご来院
しこりの大きさや状態を確認し、点眼治療を続けるか、切開するかを判断します
所要時間:5〜15分程度
局所麻酔(注射)ののち、しこりを切開して内容物と被膜を摘出します
処置後数日〜1週間
抗菌薬の点眼・軟膏で感染を予防し、後日の診察で経過を確認します
処方された点眼薬・軟膏は指示どおりに使用し、感染を予防してください。
切開した部分を手で触ると、感染や治りの遅れの原因になります。
当日は洗顔や長時間の入浴を控え、翌日以降は診察時の指示に従ってください。
腫れが引かない、痛みが強くなるなどの場合は、次の予定を待たずに受診してください。
ものもらいの切開・摘出は健康保険が適用されます。費用はご負担割合により異なりますので、診察時にご案内いたします。
まぶたへの麻酔の注射時にチクッとした痛みがありますが、麻酔が効けば切開中の痛みはほとんどありません。
まぶたの裏側(結膜側)から切開する場合、皮膚に傷は残りません。皮膚側から切開した場合も、まぶたのしわに沿った小さな切開のため、傷あとは目立ちにくいことがほとんどです。
ご自身で潰すのは絶対に避けてください。細菌感染が広がったり、炎症が悪化して治りが遅くなったりする原因になります。気になる場合は早めに受診してください。
まぶたの縁にある脂の分泌腺(マイボーム腺)が詰まりやすい体質や、アイメイク、目をこする習慣などが関係します。まぶたを清潔に保ち、温める習慣(温罨法)が予防に有効です。繰り返す場合は診察でご相談ください。